2019年11月21日

オペラ座の怪人について語る

皆さんこんにちは、阪吹の3回生で"バリトンサックス"を吹いています、副団長のたかもりです。


わざわざバリトンサックスを強調したのにはちゃんとした理由が。今回ご紹介する曲、世にも珍しく()冒頭4小節目からバリトンサックスにsoloがあるんです!!

手(チョキ)('ω')手(チョキ)


と、1人だけアピールすると団員から怒られそうですが、他にも各楽器が各所でsoloを担当し、どの楽器にも見せ場のある曲です。

今回は、定期演奏会の曲目紹介第2弾、

『オペラ座の怪人』編です!!


個人的には、今回の演奏会の曲目の中では、吹奏楽に馴染みのない人にとっても比較的分かりやすい曲かなと思ってます。おそらく団員みんなそう思ってます。


読んでくださっている皆さんの中には

「阪吹の曲難しい。オペラ座以外知らん。(真顔)。」って感じの人も少なからずいると思います。そんなもんです。

いいんです、知らなくても。


唯一知ってる1曲を目当てに聴きに行った演奏会で、今まで知らなかった運命の1曲に出会う、それが人生で1番好きな曲になる。。。

そんな素敵な出会いが、阪吹の定期演奏会で起こるといいなと思う次第です。



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さて、『オペラ座の怪人』。

元々は1909年に発表された、フランスの作家、ガストン・ルルーの小説です。

これを原作として非常に多くの映画、ドラマ、ミュージカルなどが作られているんですが、特に有名なのが、そして今回演奏するバージョンの元にもなっているのが、1986年にイギリスのアンドリュー・ロイド・ウェバーが作曲したミュージカル版。

イギリスのウェストエンド(ロンドンにおける娯楽の中心地)や、アメリカのブロードウェイで上演され、ブロードウェイでは史上最も長く上演されている作品(2012年にはブロードウェイ史上初の上演回数1万回を突破!)として、ロングラン記録を今も更新し続けているんだそうです。



「名前は聞いたことあるけど話知らんなあ……」という人のために、かる〜くあらすじ紹介をしてみましょう。

と言いつつ僕もミュージカルを見たことがあるわけではないですので、ちょっとカンニングさせてください。

「オペラ座の怪人あらすじ」で検索して出てきたいくつかの"あらすじ"を基に、今回演奏する曲の紹介を交えながら進めていきます。





舞台は1905年のパリ、オペラ座。


この頃オペラ座では、謎めいた事件が相次いでおり、人々の間ではオペラ座に住みつく怪人の仕業だと噂されていた。


そんな事件に対して何も対策も講じないオペラ座の支配人に腹を立てて、プリマドンナ(主役)の座を降りてしまった人気歌手の代役として、若手オペラ歌手のクリスティーヌはオペラに出演し、その実力を発揮する。

(ここでクリスティーヌが歌うのが“Think of Me”)




オペラ座の新しい後継者であるラウル・シャニュイ子爵は、彼女が昔よく遊んだ幼馴染みであることに気づき、想いを寄せる。


ラウルがクリスティーヌを食事に誘うために楽屋を訪れたとき、彼女は自分の歌声の秘密を語った。

彼女の音楽の先生は目に見えない「音楽の天使(“Angel of Music”)」。それは今は亡き父親が彼女に教えてくれた存在であり、彼女がオペラ座の楽屋にいるときにはその声が聞こえてくるのだという。

ラウルは迷信だと笑い、彼女を食事に誘うが、クリスティーヌは誘いを断る。




実はクリスティーヌに歌を教えていた「音楽の天使」と、オペラ座での事故を引き起こしていた「怪人」は同一人物。

彼はオペラ座の地下に住み着き、愛するクリスティーヌをプリマドンナの座に着かせるため、様々な事件を引き起こし、また自分のもつ天性の音楽の才能を活かして、音楽の天使としてクリスティーヌに歌の指導をしていたのだ。



その夜、オペラ座の怪人(音楽の天使)はクリスティーヌの前に姿を現し、彼女をオペラ座の地下へと連れ去る。。。

(ここで流れるのが“The Phantom of the Opera”1番有名なやつ。)






こんな感じでしょうか。動画は映画版のものなので、少しイメージが違うかもですが、いわゆる「オペラ座の怪人」という人物がどういうやつなのか、くらいは分かってもらえたかと思います。


この他、今回演奏する版の編曲では、

ラウルがクリスティーヌ救出に向かったところで歌われる”All I Ask of You”や、

怪人とラウルの間で揺れ動くクリスティーヌが、父親の墓を訪ねて教えを請う場面の”Wishing You Were Somehow Here Again”などが収録されています(こちらは自分で調べて聴いてみてください)。


1222日は、曲とストーリーとの関係を思い浮かべながらこの曲を聴いていただけるとうれしいです。



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冒頭で、曲を知らなくても演奏会は楽しめる、的なことを書きましたが、曲、あるいはそれにまつわるストーリーの予習をすることで演奏会はもっと楽しくなる、というのも音楽界隈ではよく言われることです。


演奏する側は譜面だけでなく、その背後にあるストーリーも意識しながら演奏してます。聴く側と演奏する側の間でストーリーの共通認識があれば、演奏会がもっと有意義なものになるんじゃないかな、なんて思います。


さて、次回は第2部の1曲目、『アウディヴィ・メディア・ノクテ』の紹介です(舌噛みそう)

ここから定期演奏会まで、このブログもペースを上げて更新していく予定です。見逃さないでくださいね!

ではまた。



posted by 大阪大学吹奏楽団 at 20:30 | Comment(0) | 副楽団長
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