2019年02月20日

僕たちって50期生なんですね

こんにちは。
昨年の副指揮者より昇級して正指揮者になりました、けんじです。
「正指揮者」という肩書きは自分には少々荷が重い気がしますが、プレッシャーに押し負けられないよう強く生きていこうと思います。

とうとう僕たちの代も最後の一年を迎えてしまいました。今でも入団したのがついこの間のように感じています。これからの阪吹でのイベントは、徐々に「最後の」という枕詞が付いてくると思うと、今まで以上に一回一回の練習を有意義にしていきたいと感じます。

新体制になり、団の様子も今までとは少し違った新鮮な空気を感じています。特に、前団長と現団長のキャラは違います。カレタス君、彼は絡めば絡むほど面白さが溢れ出てくるスルメのような人間です。

僕とカレタスの出会いは阪吹ではなく英語の授業でした。
今の時代、SNSであったことない人物のこともある程度認識できるもので、彼も実際に僕に会う前から一方的に僕のことを認識していたようです。授業の最初に出席を取るのですが、「廣瀬くん」と僕の名前が呼ばれた時に、彼は僕がSNSで特定している「ヒロセくん」であることを確信したようです。
授業終わり、晩御飯の献立を考えているときに、右後ろからカレタス君が巨大なトカゲのようにヌッと現れた時は背筋が凍りました。湿ったトーンで僕の名前を呼んだ彼は、動揺した僕の様子なんかおかまいなしに、一緒に阪吹の見学に行こうと誘ってきました。僕はその日別用があったので、残念ながら彼のアタックは失敗に終わりました。

そんなモヤモヤする出会いをした僕たちですが、授業や阪吹で話すことで仲良くなり、今ではご覧の通り阪吹の運営面のトップと音楽面のトップを担うようになってしまいました。

カレタス君は以前「ドラムのような人間になりたい」と言っていました。含意はよくわかっていませんがとにかく彼のドラムはカッコいいです。この間の合奏でも船蔵節が炸裂していました。皆さんもぜひサマコンでその姿を眼にお納めいただけたらと思います。

こんな2人ですが、上手く協力してこの一年間の阪吹を最高のものにしていこうと思います。団員の皆さん、クセが強いかもしれませんがどうか付いてきてください、よろしくお願いします。阪吹をいつも見守ってくださっている方々、どうか今年一年も暖かい声援をよろしくお願いいたします。

さて、次は新しい指揮者のたっきー君にバトンタッチしたいと思います。フレッシュマンなたっきーを見ていると自分まで若くなった錯覚に陥ります。

大阪大学吹奏楽団50期正指揮者
廣瀬優生(KENJI 卍)

posted by 大阪大学吹奏楽団 at 16:18 | Comment(0) | 指揮者

2019年02月15日

実像で勝負

こんばんは、大阪大学元正指揮者のYZOです。

最後のブログで何か一生懸命説いても仕方ないので(なんで今年度こんな説くのが流行ったんだろう…)指揮者になった理由でも書いておきましょう。結構ぶっちゃけトークでいきます。終活っぽいです。というより、団員の皆には演奏会後の最後の終礼で言おうと思っていたのですが、たぶん言ってないです。体調が悪すぎて記憶がないのも余計に申し訳ないですが、寒空の下でながながとよくわからない話をしてしまい、ごめんなさい。団長すまん。

2年前の指揮者決めの時、指揮者になりたい理由を聞かれました。あの時は「音楽を今までにない視点からとらえてみたい」ことと「大学で新しいことに挑戦したい」ことを答えました。この後者の、面接で誰にでも答えられそうな理由、ブログなどでも幾度となく出てきたキーワードが僕の最重要項目でした。

「何でもできる人」っていますよね。それらの全てをめちゃくちゃ頑張ったというほどでもないのに。いわゆる要領がいい人ですね。阪吹にもそんな人がたくさんいました。楽器は上手くて、高校では部長やリーダーをやって、文化祭や体育祭でも活躍して、勉強もできるから地元を離れて大阪まで来て、しかもなんか絵とかも上手に描けちゃって。僕はこれに似たタイプで「結構何でもできるっぽい人」でした。(いや、絵はもはや下手ですが。)先生や友達に「お前何でもできるからすごいよな」とか言われることもありました。

僕はこれが嫌でした。

嫌なことは主に二つで「頑張っていないのに褒められること」「できていないこともイメージで過大に評価されること」です。つまり、虚像の自分が褒められているということです。もちろんそれも贅沢なことではありますし、褒められて嫌がるなど炎上ものですが。一見褒められてはいるけど、本当はどれも大したことはないし、後ろめたさだけが残りました。

そんな中、指揮者にならないかという話が舞い込みました。
最初はできるはずもないと思っていましたが、それまでの学生生活を振り返った時に今がチャンスなのではないかと思いました。まったくノウハウが無いこと、自分自身も団員の皆もYZOは経験がないと理解していること。この道でどんくさくきたなく努力して少しでも形にして誰かに褒めてもらえたら、初めて実像を評価されたことになるのかなと思いました。

そして先日その思いを胸に最後の演奏会を終えました。

結局、指揮者としての実像はそんなに大したことなかったかもしれません(笑)。まだ道半ばでもありますしね。虚像張ってる時のほうが褒められたりして。実像を磨くって本当に難しいです。でも2年間の間にたまーに、頑張ってるねーって褒められたりしたとき僕はそれが一番うれしかったです。一番やって良かったと思える瞬間でした。かっこ悪いのに徹した2年間でしたが、今までになかった充実感に出会えた気がします。

本当にやって良かった

以上が僕の指揮者ライフに対する思いでした。書き終えちゃった、寂しいですね。
読んでくれた方、自分語りにお付き合いいただきありがとうございました。
最後に、僕の個人的な挑戦に巻き込まれてくれた過去も含む全ての団員の皆、挑戦を支えてくれたパートの皆、挑戦の道を一緒に歩いてくれた幹部の皆さんにこの上ない感謝を申し上げて、最後のブログとします。

ま、挑戦は続きますけどねっ


posted by 大阪大学吹奏楽団 at 23:15 | Comment(0) | 指揮者

2018年11月11日

フレンチトースト作りました。

こんばんは、正指揮者のYZOです。

11月11日、ポッキーの日ということで、何とか喫茶店のようなフレンチトーストが再現できないかと悪戦苦闘していました。できませんでした。フレンチトーストの日じゃなかったからだと思います。

今日はフレンチトーストを作りながら先の秋合宿のことを思い出していました。最初の工程は卵を溶き、砂糖などで味をつけてパンを浸すための液を作るところですね。

大阪大学吹奏楽団は毎年11月初頭の連休を利用して秋合宿を行います。8月下旬から練習を始めた、次の定期演奏会の曲をぐっとレベルアップするための合宿です。それと同時に忙しい日常から離れて、自分自身や音楽とゆっくり向き合うことができる時間でもあります。今回は個人やパート単位で練習する時間を多く設けるというコンセプトでした。ただ時間割通りに合奏に参加するのではなく、時間をどう使うかを自分で考えて実行する、ということが必要だったので団員の皆さんも大変だったと思います。パートリーダーさんを中心に計画を立て、空いた時間を利用してペアで練習して、と様々な場所で工夫が見られて皆よく考えているなと感じました。

―いやあ、皆頑張ったよなあ…しみじみ…そんな想いに浸っていると、パンもいい具合に液に浸っていました。
この浸す時間も仕上がりにおいて結構重要なのです。

合宿が終わる度に、特に毎年秋合宿の後に思うことがあります。充実したものにできたかな…。あそこはもっとこうできたんじゃないかな…。と。練習もちゃんとやって頑張った成果として結果も出ているのに。秋合宿頑張ろう!と意気込んでいた人ほどそう思ってしまう人も多いのではないでしょうか。

この感情の由来は、自分たちの伸びしろへの期待にあると思います。他の合宿では、まだ曲に関して右も左もわからずどこを目指せばいいのかも分からない状態であるのに対し、秋合宿の時期は全体も個人もどの方向に向くかが定まってきてその階段を上りつつある頃です。自分の限界は、自分がたどり着いたことがない故に見えないものです。ある地点に到達すれば次の数段が表れてしまうのですから。どんなに練習してもどんなに演奏がよくなってもより理想的なものが頭にある故に、「よし、満足」とはならないのだと思います。

―そんなことを考えていると、フレンチトーストの第一陣が焼きあがりました。味見をしたところ…全然駄目ですね。砂糖が少ないしバニラの効きも悪いです。第二陣はもう少し変えてみよう…

少し憂鬱な気持ちになっていましたが、先に述べたように、本質はポジティブな心理なのではないかと思います。目標があって、道があって、進んではいる。進んでもまだまだ満足できないからもっと進みたくなる。そもそも目標がない人はこういった心理にはなりませんものね。悩んでいる時点で既にすごい。頑張っていて自分の伸びしろを感じているからこその必然な感情だと思います。

しんどいことに、その時々の振る舞いがベストだったかはすべてが終わってからしかわかりません。だったら自信を持って後から自分で丸を付けてあげられるように、前へ、上へと進んでいきたいと思うのです。

そう考えると、贅沢な悩みです。

―さて、本日最終版のフレンチトーストが焼きあがりました。食べました…が。うーんさっきよりは美味しいけど違いますね。全然お店の味にはおよびません。何が違うんだろう…またお手本ってことで食べに行きましょうかね…。

僕が目指しているフレンチトーストはこちら↓
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梅田をはじめ複数店舗のあるSarabeth'sのフレンチトーストです。もうほんとこれが美味しいのです。僕の目標です。

こんなことができるのも贅沢ですよね。

posted by 大阪大学吹奏楽団 at 23:27 | Comment(0) | 指揮者