2019年02月15日

バトンタッチ

こんばんは、元団長のポムポムパパです。
現役生は明日からオフ明けということでこれが僕たちの代、最後のブログ投稿になります。
引退して早2ヶ月弱、もともとこの時期はオフだったということもあって引退した…という気もなかなかしてこないもので、現役生が活動を再開して、ようやく本当の意味で引退したことを実感するのでしょう。

振り返ると、1年前、夏目漱石先輩から団長の座を引き継いでから色んなことがありました。
この1年は僕にとってかけがえない1年でした。人間的にも、音楽的にも成長させていただきました(したつもりです、した…よね?してない?)
これは団員たち全員のおかげです。本当にありがとう。
団員たちにとって色んな思い出がそれぞれの心の中に残っていると思います。音楽を楽しんだこと、真剣に自分や仲間と向かいあったことやぶつかったことだって、今思えばいい思い出ですね。
この1年間が彼らにとって、心に残る、楽しい時間となったのならそれだけで、団長としてやってこれて本当に良かったと思えます。
みんなに団長としてどれだけのことをお返しできたのかはわからないですが、少しでもみんなに恩返しできていたら…と思います。
そして…
面と向かっては恥ずかしくて絶対に言えないので、ここで。
みんな大好きでした、かけがえのない時間をありがとう。支えてくれてありがとう。
最高の同期、後輩たちでした!
また、一緒に吹いてくれたら嬉しいです。そのときはよろしくね。

これから1、2回生がどんな阪吹を作り上げていくのか、次の団長(自己紹介お楽しみに!)がどう引っ張っていくのか、けんじ率いる音幹がどんな音楽を作っていくのか、彼らが生み出す最高の阪吹をOBとして今から楽しみにしています。バトンタッチだよ、頑張るのは絶対そうすると思うから、一言だけ。
「楽しんでね!」

これまで今年の阪吹を応援、ご支援してくださった皆様。本当にありがとうございました。
今年の阪吹はいかがだったでしょうか?今年の阪吹が皆様のお心に残る代となったのなら幸いです。
来年以降、これからの阪吹もどうぞよろしくお願いいたします。

文責 49期団長 ポムポムパパ


posted by 大阪大学吹奏楽団 at 23:20 | Comment(0) | 楽団長

実像で勝負

こんばんは、大阪大学元正指揮者のYZOです。

最後のブログで何か一生懸命説いても仕方ないので(なんで今年度こんな説くのが流行ったんだろう…)指揮者になった理由でも書いておきましょう。結構ぶっちゃけトークでいきます。終活っぽいです。というより、団員の皆には演奏会後の最後の終礼で言おうと思っていたのですが、たぶん言ってないです。体調が悪すぎて記憶がないのも余計に申し訳ないですが、寒空の下でながながとよくわからない話をしてしまい、ごめんなさい。団長すまん。

2年前の指揮者決めの時、指揮者になりたい理由を聞かれました。あの時は「音楽を今までにない視点からとらえてみたい」ことと「大学で新しいことに挑戦したい」ことを答えました。この後者の、面接で誰にでも答えられそうな理由、ブログなどでも幾度となく出てきたキーワードが僕の最重要項目でした。

「何でもできる人」っていますよね。それらの全てをめちゃくちゃ頑張ったというほどでもないのに。いわゆる要領がいい人ですね。阪吹にもそんな人がたくさんいました。楽器は上手くて、高校では部長やリーダーをやって、文化祭や体育祭でも活躍して、勉強もできるから地元を離れて大阪まで来て、しかもなんか絵とかも上手に描けちゃって。僕はこれに似たタイプで「結構何でもできるっぽい人」でした。(いや、絵はもはや下手ですが。)先生や友達に「お前何でもできるからすごいよな」とか言われることもありました。

僕はこれが嫌でした。

嫌なことは主に二つで「頑張っていないのに褒められること」「できていないこともイメージで過大に評価されること」です。つまり、虚像の自分が褒められているということです。もちろんそれも贅沢なことではありますし、褒められて嫌がるなど炎上ものですが。一見褒められてはいるけど、本当はどれも大したことはないし、後ろめたさだけが残りました。

そんな中、指揮者にならないかという話が舞い込みました。
最初はできるはずもないと思っていましたが、それまでの学生生活を振り返った時に今がチャンスなのではないかと思いました。まったくノウハウが無いこと、自分自身も団員の皆もYZOは経験がないと理解していること。この道でどんくさくきたなく努力して少しでも形にして誰かに褒めてもらえたら、初めて実像を評価されたことになるのかなと思いました。

そして先日その思いを胸に最後の演奏会を終えました。

結局、指揮者としての実像はそんなに大したことなかったかもしれません(笑)。まだ道半ばでもありますしね。虚像張ってる時のほうが褒められたりして。実像を磨くって本当に難しいです。でも2年間の間にたまーに、頑張ってるねーって褒められたりしたとき僕はそれが一番うれしかったです。一番やって良かったと思える瞬間でした。かっこ悪いのに徹した2年間でしたが、今までになかった充実感に出会えた気がします。

本当にやって良かった

以上が僕の指揮者ライフに対する思いでした。書き終えちゃった、寂しいですね。
読んでくれた方、自分語りにお付き合いいただきありがとうございました。
最後に、僕の個人的な挑戦に巻き込まれてくれた過去も含む全ての団員の皆、挑戦を支えてくれたパートの皆、挑戦の道を一緒に歩いてくれた幹部の皆さんにこの上ない感謝を申し上げて、最後のブログとします。

ま、挑戦は続きますけどねっ


posted by 大阪大学吹奏楽団 at 23:15 | Comment(0) | 指揮者

2019年02月10日

引退まであと11ヶ月

こんにちは。最近お酒に酔いやすくなりました、けんじです。
大学生の方の中にはもう春休みを迎えた方とそうでない方といると思いますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

さて、もう1ヶ月以上前のこととなってしまいましたが、我々大阪大学吹奏楽団は無事に第48回定期演奏会を終演致しました。ご来場くださいました方々はじめ阪吹を暖かく見守っ下さった全ての方々に、改めて感謝申し上げます。今回の演奏会を最後に3回生が引退しました。今はちょうど新体制に入る前のオフ期間に入っています。

時の流れは本当に早いものでして、あれだけ迎えたくないと思っていた定演も気づいてみればもう1ヶ月前の事となってしまいました。迎えたくないと思っていたのには色々理由がありますが、一番はやっぱり指揮者としての重圧だったなと今思います。
本番の日というのは不可避的に迫ってくるもので、どんなに曲の演奏が仕上がってなくても、来たる本番の日にはその曲を演奏しなければいけません。取り組む過程の中で手を抜こうと思えばいくらでも抜けてしまいますし、その結果としてどんなに芳しくない出来であっても演奏会の日は来てしまいます。
指揮者になって、このことを改めて深刻に意識するようになりました。指揮者が演奏のパフォーマンスに与える影響は、100ではないですが一番重要です。このことを再認識したことで、11月になって以降は自分が振る2曲のことを考えなかった日はありませんでした。悪い意味ではプレッシャーになっていました、辛いと思ったことも多々あります。しかし、良い意味でこの意識は原動力になりました。責任というのは時に人に膨大な力を与えてくれて、もともと音楽作りの中核を担うことは好きなことなのも上乗せされて、不思議と阪吹の事には時間を忘れるくらい一生懸命になれました。

本番の日。1曲目、最初の音が出るまで、自分の指揮棒の震えが止まりませんでした。でも音が出た途端緊張や不安は消えて、心の底から音楽を感じて舞台上にいることができました。楽しい時間でした。特に「第六の幸福をもたらす宿」の3楽章終盤は僕の中でのお気に入りです。演奏してる時のみんなの熱、客席に届いていたと確信しています。
指揮台はホールの中で一番の特等席です。奏者一人一人の音色も大胆な表現も繊細な表現も、吹いてる表情まで、全てを肌で感じることができました。本当に幸せな経験をさせて頂いているなと如実に感じた瞬間です。

僕は口下手だから合奏で指示を出しても伝わらないこともあったりしましたし、曲の中で上手く聞かせられないところをどう対処したら良いか悩んだ事もいっぱいありましたが、そんな中でも「いつもご苦労さま」「けんじの合奏楽しい」と励ましてくれる人が居てくれたのは本当に自分にとって支えになりました。阪吹を応援してくださってる皆様にも感謝ですが、やっぱり阪吹で共に頑張ってる団員への感謝の方が強くなってしまいます。こんなヤツに付いてきてくれて本当にありがとうございます。


2月16日のオフ明けにて、阪吹は1・2回生の新体制となります。もうすでに、次のイベントに向けて幹部パートリーダーを中心に事を進めています。
2回生については、実はもう引退まで1年を切ってるんです。きっと、秒で次の定演を迎えることとなるでしょう。
僕はこの残り一年を阪吹史上最高の1年にしたいと思ってます。演奏はもちろん、団の雰囲気も、楽しさも、先輩方が羨ましがるようになることが目標です。どうすればこの目標が達成出来るでしょうか。

阪吹史上最高の1年のカギとして、僕は「建設的な考え方」をすることを大切にしたいです。
「自問自答」という言葉があるように、人間の脳は誠実にできていて、自分の中で問いかけた疑問について自分で知らず知らずのうちに答えを探し出そうとします。
「どうしてこんなに自分の音が悪いんだろう」と自問すると、あれが良くないここが悪い、と言った具合にネガティブな答えを探してしまいますし、そこまで的を得た答えは見つかりにくいものです。しかし、「どうしたら自分の音が良くなるだろう」と自問すれば、息の使い方を変えてみよう、姿勢に注意しよう、と言うふうに、脳は自然に今の現状を踏まえつつポジティブに先を見据えた答えを探し出してくれます。
脳への問いかけ方次第で物事は良い方向にも悪い方向にも進んでいくのかな、と最近思いました。今後はこのように、自分で考える時の問いかけ方を気をつけて、クリティカルに解決策を見出せるようにしようと思います。みなさんも是非お試しあれ。

「ダイナミカ」と「第六の幸福をもたらす宿の」の録音を流しながらこの文章を書いていましたが、今ちょうど2曲が終了しました。拍手も流れて良い気分なので、僕のこの代のブログもこのへんで締めたいと思います。

引退まで残り11ヶ月、本当に楽しみです。頑張るぞ。

どうやって史上最高の1年にしようかな。


2018年度 副指揮者 KENJI 卍


posted by 大阪大学吹奏楽団 at 18:18 | Comment(0) | 副指揮者