2019年12月11日

ハイカロリーフルコースな演奏会はいかがですか??

みなさまこんにちは〜
木セクのあうるですきらきら定演前最後のブログリレーが始まりました!!!

最近のわたしはと言いますと、1ヶ月程前にToDoリストアプリを入れたのですが、怠惰であるゆえにリスト化することを怠ってしまい、優先順位を再び見失ってます。くぅーーっ、がんばります。
さて、何を書こうか考えることを後回しにし続けたあうるは何を言い残すのでしょうか、、、乞うご期待!!!

ここで手が止まってはや1日、、、




こんな怠惰なわたしでも吹奏楽を9年間も続けられているのはとても恐ろしい話です。考えてみれば吹奏楽を続けていても楽しいことなんてそうそうしょっちゅうあるものでもないです。うまくいかなくて悔しかったり、なかなか上達できずに苦しかったり、そんな自分に絶望したり、、努力も必ずしも報われるわけでもなく才能の壁や運の壁や時勢の壁に阻まれたり、、、楽しいことってなんだ、、、え、、、
なんだかネガティブモードになってしまいました(笑)

こんなわたしが一番楽しいと思う瞬間は本番で演奏している瞬間です。本番はどうなろうといちどきりしかありません。だからこそとってもわくわくして楽しいです。
どんなに失敗しても、どんなにもう一回やりたいと嘆いても、絶対にいちどきりしかないです。残酷でありながらも、だからこそ楽しくて美しいな、と。

皆さんは「レシピの女王」というTV番組内の企画が放映されていることをご存知でしょうか??わたしも2回くらいしか見たことないのですが()
主婦たちがアイデアレシピを披露してプロの料理人に食べてもらい、一番美味しかったレシピを決めるという趣旨の番組です(曖昧な記憶)。ここで重要であるのが料理人たちの目の前で時間内にどんなことがあろうとも料理を完成させて出すということです。完成した料理をあらかじめ用意しておくわけではないです。
これはあくまでも個人の見解ですが、少し音楽と似てるなぁと思いました。(以下、あくまで個人の見解)

「練習してきた成果を出そう」みたいな言葉をよく耳にしますがわたしはあまり好きではない。出前を配達するわけではなくてその場で調理している某番組と同じです。練習してきてどこをどうしたらうまくいくか把握してはいますが、その場でうまく素材同士を反応させて解け合わせて料理も音楽もつくっていくのかなと。この点でレシピの女王というか、そもそも料理と音楽との共通点をわたしは感じとりました。
味も音も不可逆です。一度化学反応を起こしてできてしまった味はもう元には戻れませんし、音も一度鳴った響きをいじることはできません。
レシピはスコアや楽譜だと思っています。まだまだレシピ作成者の意図を汲みきれていないところもあるでしょう。レシピを今一度見直してみると新たな発見があるかもしれません。
料理と音楽の違いはまぁ色々あると思いますが、素材≠奏者だなと。素材は受動的に他の素材と組み合わされて反応させられていきます。一方で、奏者が出す音は他の奏者との調和であったりあえてぶつからせることであったり様々な意図を持って主体的に他の音と反応させていくことができます。超絶当たり前のことしか言ってなくて飽きてきましたかね(深みのある文章を書けるようになりたかった)。本番の料理が美味しいものとなるように今は練習して化学反応の術を身につけていかねばなりませんね。
こんな化学反応を完成したものとして持ってくるのではなくその場で起こしていくのですからわくわくして仕方がない。

その場でいちどきりでしかつくり得ないものだからこそ、「もう一回やりたい」は通用しません。もう一回がないからこそ、そこに美しさがある気がします。

ほんっとうに正直な気持ちを書きますと、今は本番が来るのが不安で来てほしくないみたいな気持ちもないことはない(婉曲すぎる)ですが、
最終的には、聴いてくださる方の目の前で料理する、音楽するのが「楽しみで仕方がない」「ワクワクする」「早く披露したい!」という気持ちでもって本番を迎えたいとわたしは思っていますきらきらきらきら

たくさんのめちゃカロリー高い()料理をお出しする準備を整えてお待ちしています!!!12/22は長岡京へ!!!

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おなかすいてきた


posted by 大阪大学吹奏楽団 at 15:44 | Comment(0) | 木セク

2019年12月08日

ココ、こだわってます〜アークエンジェルズ曲紹介

本番の地長岡京記念文化会館に今日初めて訪れました。地元オケの演奏会ということで、会場は沢山の音楽愛好者がいました。
再来週も沢山の人が聞きにきてくれると嬉しいな思いつつ、今日高2以来連絡をとってなかった友達に宣伝してみたところ、なんと聴きにきてくれるということで、改めて直接人を誘うことって大事なんだと思い、その友達の心の暖かさに感謝しました。

さて、曲紹介も最後となりました。

今年のメイン曲は、
『交響曲第1番「アークエンジェルズ」』/F.チェザリーニ

この作品は近年出来た新しい曲でありながらも、コンクールなどで沢山取り上げられています。ネットで検索すれば作曲者の情報や曲の構造を記したブログのようなものもありました。
というわけで、例の如くただの曲紹介にならないようにしたいなと思ったので、今回は僕が皆さんに特に注目して聴いてほしいポイントを書く事にします。



第1楽章 ガブリエル、天からの伝達者

冒頭はティンパニのフォルテで堂々と始まります。偉大で崇高な神の啓示です。定演の曲を選曲してる時、僕はアークエンジェルズを聴いて団長がティンパニを叩く姿がすぐイメージされました。打楽器奏者が団長であるこの代だからこそ、ただのティンパニソロでなく、団長から音楽が始まっていくことに僕は意味を感じています。彼の情熱こもった演奏を是非ともご覧いただきたいです。
第2主題は、アルトサックスのソロから始まり、段々と光がさしてきて暖かさを増していきます。(スコアにはコールアングレの指定がされていますが、今回はアルトサックスが代奏です。)ソロを吹くKさんはとても活発な阪吹のムードメーカーで、今回珍しく自らこのソロを吹きたいと手を挙げてくれました。今まで以上に真剣に音楽に向き合っている彼女の渾身のソロ、お楽しみください。

第2楽章 ラファエル、魂を導く者

この楽章は全体的にとても静かで厳かです。木管楽器を中心として、祈りを込めたピアノの旋律が段々と続いていきます。
うちのオーボエには今夏から入った初心者の子がいます。弱奏部はオーボエが目立つので、僕は「他の楽器の人に代わりに吹いてもらうことも出来る」と伝えました。彼女は、本番までに立派に出来るかわからないけれど「ギリギリまで吹けるように努力したい」と言ってくれました。実際に彼女は今夏から始めたとは思えないほどに成長してきています。アマチュアながらにこだわっているこの弱奏部を皆さんにお届けいたします。
第2楽章の中で、1つだけ大きく盛り上がるところがあります。和声の移り変わりで言うなら、B♭メジャーからGマイナーへ変わっていきます。輝かしく希望に満ち溢れたところから、地響きを起こすような絶望が襲ってく様子、、、改めて作曲者に絶大な敬意を感じます。僕は曲全体を通してここが1番好きです。是非注目してお聴きください。

第3楽章 ミカエル、神に使える貴公子

この楽章は急緩急のサンドイッチ構成、その「緩」の旋律をオフステージのトランペットソロが奏でます。ソロを担うBさんは、看板娘と言えるほどの整った顔と可愛い声の持ち主ですが、それとは対照的に肝の座った音を持ってます。謙虚ですが負けず嫌いな彼女、本番でどんな演奏をするのか、僕も楽しみにしてます。
この楽章の終結部は嵐のような全員合奏で終わります。激しい音楽が展開された後に、これでもかと言うほどのフォルテシモ。宗教音楽では絶対にあり得ない歪んだ和音の中、ホルンとコルネットが高い音で唸り叫びます。悲しみ、苦しみ、痛み、嘆き、負の感情がフルに詰め込まれた最後は本当に心に突き刺さります。

第4楽章 ウリエル、時の守り手

終楽章は8分間1つの同じ主題がずっと続いていきます。特に低音にそれが回ってくることが多いのが、この楽章の1つの特徴です。普段は縁の下の力持ちとしてサウンドを支える低音ですが、だからこそメロディが回ってくると彼らは非常に生き生きとします。ブレンド感抜群の低音ズの一糸乱れぬメロディを是非聴いてください。
長い1曲の終局部は作曲家は特にこだわるとこだと言えるでしょう。アークエンジェルズのフィナーレは、煌びやかなA♭メジャーで展開されます。転調を繰り返して迎えられたA♭メジャーは、それはそれは説得力のあるもので、刷り込まれた主題が心地よく流れてなんとも言えない幸福感に満たされます。高音楽器が五音音階のパッセージで光を与え、金管を中心にたくましいファンファーレが奏でられ、低音楽器がそれの合いの手をするかのようにE♭の音を強烈に鳴らします。急停止した和音に低音が加わり「遂に終わってしまうのか」と聴く者吹く者に感じさせたのち、感動のハーモニーの中終わりを迎えます。



他にも伝えたい事は沢山ありますが、「百読は一聴に如かず」ということで、この他の魅力は皆さん自身が聴くことによって見つけてみてください。
今年の集大成となる大合奏、良い演奏となるように頑張っていきます。
12月22日は長岡京へ
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KENJI 卍


posted by 大阪大学吹奏楽団 at 18:22 | Comment(0) | 指揮者

2019年12月04日

盗んだバイクで走りd……違った、"awayday"


お久しぶりです。副団長のまさしくまさこと申します。今回は、私達が定期演奏会第3部1曲目に演奏する『awayday』を紹介します!


でも曲紹介とはいえ、作曲者Adam Gorbについて語ったり、音楽的技巧について述べたりする気はありません。だってそれらは当日会場で配られるプログラム冊子に秀逸なものが載ってますもん。そちらが気になる方は是非当日、演奏会に来てプログラムを読んでみてくださいね。



というわけで、いち奏者としてこの曲への思いを語らせていただきたいと思います。



☆*:.。. .。.:*☆



ところで、あなたは『awayday』と聞いてどんな印象を持つでしょうか。




わからないことは検索エンジンにかけるのが一番です。
Google先生に聞いてみると、「遠い日」という回答が。
Weblio師匠に聞いてみると、「日帰りの遊覧旅行」という回答が、返ってきました。

遠い昔を回顧するような懐かしいフレーズや、日帰りであちこちをスキップして回る愉快なフレーズが聴こえてきそうではありませんか?





はい。

違います。



一発目から、鋭く迫力のある8分音符2個。

\\\\ババッ////

一気に耳と頭が持ってかれます。何事だ、と。



そしてそこで、指揮者を見てください。
きっと、あなたの頭は混乱します。
私はこの楽譜を初めて見たときに驚愕しました。


「拍頭そこ?!?!?!」


耳に聞こえてくる音と、指揮者の刻む拍が、どうもズレていると感じるはず。


時差?時差なのかな?反響かな?
人のいない体育館でバスケットボールを突いたときのあの感覚。


この序盤3小節で、あなたの耳と目と心は既に曲に引きつけられているはずです。



☆*:.。. .。.:*☆



そんなオープニングに続くのは、鋭くスピーディなフレーズです。

軽やかでリズミカルなのだけれど、風が吹き抜けていくような爽快感と疾走感があります。

田舎の大通りをバイクでブンブン言わせて駆け抜けるおにーさんたちは、もしかするとこんな気分なのかもしれないな、なんて。



☆*:.。. .。.:*☆



次にそこまでとは打って変わってゆったりとしたフレーズが流れます。

否、ゆったりしているようで、ゆったりしていないのがこの部分の聴きどころ。


速い。

速いのである。


もちろんエモーショナルで優雅なフレーズなのだけれど、テンポは減速することがない。

やはりここでも依然として、風が吹き抜け、追いかけていくような、疾走感が感じられます。



☆*:.。. .。.:*☆


ここまでを聴いて、吹いて、私はいつもある感覚を思い出します。

それは、高校時代。
爆速で自転車を漕いでいたあの朝。
思い切り駆け下りたあの長い坂道。

ドキドキハラハラする心臓と、耳の横を駆け抜ける風。


そんなことを思い出していると、
「ああ、確かにこれは私の"awayday"だ」
なんて思うのです。

(個人の感想です。)

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☆*:.。. .。.:*☆



以上、ここまでが『awayday』の前半部分になります。本当は全部語りたいところですが、長くなってしまうのでこの辺りで失礼します。




この後、演奏はどう変遷していくのか?!


果たして、『awayday』は最後減速してしまうのか?!


続きは、12月22日@長岡京 大阪大学吹奏楽団第49回定期演奏会で!

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※この文章は個人の意見であり、実際あなたが曲を聴いて感じるモノとは異なる場合があります。


posted by 大阪大学吹奏楽団 at 21:58 | Comment(0) | 副楽団長