2019年01月16日

21:53 JR尼崎駅ホームより @副団長

こんばんは!

そしてあけましておめでとうございます。

元副団長のかわちです。


もう先月の事となりましたが、

第48回定期演奏会、無事に終演致しました。

ご来場下さいましたお客様方、当日にお手伝い頂きましたスタッフの皆様、そして、いつも阪吹を応援して下さっている皆様、本当にありがとうございました。



演奏会の終演後に、とある後輩に言われた

「先輩、引退おめでとうございます!」

という言葉は今でも印象的です。

そうか、引退は、”おめでとうございます” 

だったんだなあ、と。

夢のような3年間でした。

引退引退っ! ありがとうございました、笑


さて、幹部の代替わりも終わり、

今年度の演奏会日程も全て決まったようです。

今後とも、大阪大学吹奏楽団を宜しくお願い致します!



最後に、定演の終礼で僕が話した事

(=正確には”話してもらった事”)

のメモが残っていましたので、

ここから一部抜粋して、僕からの最後の記事とさせて頂きます。

今までありがとうございました。



↓↓↓↓↓↓

(前略)


お疲れ様です。

今日の演奏会が成功したのは、皆さん一人一人が頑張ってくれたおかげです…。ので、僕から偉そうに言えることは何1つないのですが、

せっかくなので、最後に一言二言遺言を残しておこうと思います。


まず1.2回生。

阪吹に入って1年、もしくは2年経って、

「あ、阪吹ってこういう団体なんだな」

ってのが分かってもらえたと思います。

来年から、また立場も役職も変わると思いますが、まずは一人一人、

「”上手な阪吹の楽しみ方”」

を見つけていって下さい。

別に阪吹が1番じゃなくても構いませんし、自分なりの考え方、やり方で構いません。

阪吹と上手に付き合って、上手に楽しんでいってください。

ありがとう。


最後に3回生。

これは僕、最後まで言うか迷った事なんですけど、最後なので話しますね。


僕は、自分が副団長を務めるにあたって、


“自分がみんなに選ばれて幹部をやっている”

と思った事はこの2年間一瞬たりとも無くて、


“自分は、幹部を’やらせて頂いている’”

という気持ちでもってここまで過ごして来ました。

僕がここまでやってこれたのは、ひとえに皆さんの支えと努力のおかげです。本当にありがとうございました。これからもよろしく。


今までありがとうございました!


(後略)

↑↑↑↑↑


みんなも体調管理には気をつけようね!

文責 元副団長 かわち



posted by 大阪大学吹奏楽団 at 18:35 | Comment(0) | 副楽団長

2018年12月25日

交響曲第三番 「コミタスに捧ぐ」

定期演奏会に先立ち、今回が日本初演となる、アレキサンダー・コミタス《交響曲第三番 「コミタスに捧ぐ」 》のプログラムノートを公開します。なかなか聴く機会も少ない曲だと思いますので是非聴き逃しの無いように。当日会場でお待ちしております。

Alexander Comitas(1957~)はオランダの作曲家。吹奏楽のみならず様々な編成、形態の作品を手掛ける。本名はEduard de Boerといい、Alexander Comitasというペンネームはオランダのピアニスト、作曲家Sas Bunge(Ernst Alexander Bunge)とアルメニアの作曲家、民俗音楽学者Komitas の2人から取られている。また、Comitasはラテン語で「礼儀正しさ、親切」を意味する。
Komitas (1869~1935)はアルメニアの作曲家、民族音楽学者。孤児となり神学校にて学ぶ中でその音楽的才能を見出され、アルメニア民謡の収集を始める。その後ベルリンで西洋音楽を学び、コンスタンティノープルに拠点を移し音楽活動に勤しむ。後述するジェノサイドに巻き込まれた後、回復することなくこの世を去る。
この交響曲はComitasがKomitasへ捧げた曲であり、アルメニアの民族的なメロディがふんだんに盛り込まれている。Comitasはこの曲以降、“Alexander Comitas”という名前の役目は果たしたと言いこのペンネームを使うことをやめた。Comitas にとって非常に重要な意味を持つ作品である。全4楽章構成であるが、2楽章以降は切れ目無く演奏される。

第1楽章 Recollections 「追憶」
1935年、フランスはヴィルジュイフのとある病室にて、死ぬ間際のコミタスは走馬灯のように己の人生を振り返る。
コミタスが作曲したErvum em ( https://youtu.be/Aj9Ijk8_F0w )という朝の情景を描いた歌による穏やかな序奏により曲は始まる。しかしすぐにトルコの民族楽器ズルナを模したオーボエの旋律が不穏な空気を醸し音楽は中断される。Ervum emが再現されると、二つ目の重要なテーマであるアルメニア正教の聖歌Der Vorghormia ( https://youtu.be/UAT_ncnhqJQ )の旋律がダブルリード楽器とトロンボーンによって奏でられる。その後もトルコの影は見え隠れするが、Ervum emが力強く奏でられたあと、Gakavig (ヤマウズラの歌)( https://youtu.be/bIJ6d-0z4g8 )の主題がトランペットにより印象的に挿入される。ここから一転、Garun ( https://youtu.be/mr8FcPtCqV0 )という春の歌を主題とする平和的なアレグレットになる。コミタスのSix Dances ( https://youtu.be/kzDsav2Hgj8 )よりMaraliとUnabiがテナーサックスによって奏でられる。平和的な中にもトルコの主題が影を落とし、曲は激しいフガートへと突入する。Ervum emを始めとするこれまで出てきた主題が形を歪め、コミタスの人生における苦難を描写する。アレグレットの再現部を経て、聖歌が一瞬現れる。Maraliがtuttiで奏でられると、次第に音は薄くなり最後はB♭ minorの和音で儚く終わる。
これからアルメニア人に、そしてコミタスに訪れる悪夢を暗示するかのように。

第2楽章 April 1915 「1915年4月」
1915年4月24日、それは突如として始まった。
1914年に第一次世界大戦が始まると、汎トルコ主義を掲げるトルコは帝国領内のキリスト教徒、すなわちアルメニア人を排除することに決めた。当時のトルコ経済はアルメニア人資本家が大きな力を握っており、その財産を没収することも目的の一つであった。
1915年4月24日、当局はイスタンブールに住むアルメニア人指導者、作家、詩人、教師、弁護士など200人以上を逮捕、殺害した。コミタスも捕らえられ内陸部の収容所へ移送されたが、かろうじて死を免れた。1915年〜23年の間に帝国内に居住していたアルメニア人250万人のうち150万人が殺害されたと言われている。
 強烈な打ち込みで始まるアレグロは、第一楽章で出てきたトルコの旋律Ben Bu Yıl Yarimden Ayrı Düşeli ( https://youtu.be/eww1RXmA-Lw )ともう一つの旋律Süpürgesi Yoncadan ( https://youtu.be/lMgXmTHV5pw )が複雑に絡みながら進行する。一度落ち着き悲痛なErvum emが聞こえるが、再びアレグロに入り変拍子が多用され激しさと混乱が増す。Ervum emとトルコの旋律が入り乱れ混乱が頂点に達すると、tuttiによるDer VorghormiaとErvum emが虐殺されたアルメニア人の無念を晴らすかのように奏でられる。
 
第3楽章 Grief 「嘆き」
ジェノサイドをかろうじて生き延びたコミタスであったが、心に傷を負い現代におけるPTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状を発症する。以前のような作曲・民謡採集もままならなくなり、フランスでの療養生活を余儀なくされた。
 Der Vorghormia (主の御慈悲を)の旋律がジェノサイドで亡くなった全てのアルメニア人の救済を願い奏でられる。殺された彼らには何の罪もなく、ただ「アルメニア人」であっただけである。「アルメニア人であること」は一方的に虐殺されるほどの罪なのだろうか。アルメニア人が一体何をしたと言うのだろうか。コミタスは悩み、苦しみ、問いかける。

第4楽章 Eternal Peace 「恒久的平和」
コミタスは願う。世界の平和を。同じような悲劇が二度と起こらないことを。
Six DancesよりHet u Arajののどかな旋律が5/8拍子に乗って奏でられる。Comitasが作曲したVita Aeterna ( https://youtu.be/j93PdE4F-Uw )の主題が2拍子(6/8拍子)で挿入され、穏やかな空気を作り出す。第一楽章で少し姿を見せたGakavigの主題が平和の喜びと優しさを溢れされながら温かく奏でられる。アルフレッド・リードのアルメニアンダンスパート1でよく知られている旋律であり、幼いヤマウズラがよちよち歩きをしている様子を描いた歌である。舞曲が再現され、変拍子を挟み最高潮へ達するとtuttiによりGakavigが奏でられ平和が高らかに歌われる。穏やかで優しい空気のまま音楽は収束していき、アルトサックスによって平和的に形を変えたトルコの主題が奏でられる。第一楽章の終わりと対照的にB♭ majorの和音で幸せにコミタスは息を引き取る。

posted by 大阪大学吹奏楽団 at 23:51 | Comment(0) | お知らせ

2018年12月06日

肉を食べたい

肉喰いたい!!

こんばんは、金セクのウヌスです。

異常気象が続く昨今、今年の冬も相変わらずおかしなことになってますね。気温のアップダウンが激しくて体調を崩したという人も多いのではないでしょうか。こういうときにいつも思い出すのは、高校の数学の先生が言っていた「季節の変わり目に風邪を引く奴は馬鹿だ」という発言です。季節の変わり目は気温の変化も激しいことは分かりきっているのに、その対策をせずに風邪を引く人は馬鹿だ、ということですね。この発言から僕は「何事も不測の事態を想定しその対策を怠らない」という教訓を学びました(適当)。まあその後年に1回ぐらいは風邪引いてるんですけどね。(ちなみにその先生が風邪を引いたときは心の中で散々煽り倒してました。先生にはナイショです。)今週末また寒くなるみたいなので皆さん気を付けてください。

さて、定演まで一か月を切り僕は気持ちのアップダウンも激しくなってきました。関係者の皆様ご迷惑をお掛けします。練習が上手くいっていたり思うようにいかなかったり、日々悩みは尽きません。こういうときは美味しいものを食べてお酒を飲んで気分転換(現実逃避)をすべし!?本来であればこの時期に某先輩と焼肉に行く予定で、楽しみにしていたのですが延期になってしまいました。つらいです。今一番行きたいのは万博公園で行われているラーメンEXPOです。誰か一緒に行きましょ〜。

肉と言えば、先日行われたM-1グランプリで美味しそうな肉たちが渾身の漫才を繰り広げていました。1位の霜降り明星と2位の和牛の差は僅か6点!史上最年少優勝を果たした霜降り明星はスムーズでスピーディな展開のネタで爆発力があり、3年連続準優勝の和牛は完成度の高いネタで安定した実力を感じました。今回の結果については色々な意見がありネットを騒がせてますね。しかし、まず前提として、「漫才は点数を他人と競うものではない」ということを正しく認識する必要があると思います。何を面白いと感じるかは個人の主観によるので、結局は“自分”が面白いと感じたかどうか、が大切なのではないでしょうか。自分が面白いと思ったものが評価されなかったのはおかしい、というのは全く理解に苦しむ話で、まず一つは貴方は審査員ではなく、そして審査員の主観と貴方の主観は異なっているのです。もちろん審査員は主観だけで審査している訳ではないと思いますが。M-1を取るために芸人たちが切磋琢磨し、新たなスターが誕生することやお笑い界全体のレベルが上がることはM-1の大きな業績の1つであることは間違いありません。しかしM-1の順位や点数だけでその芸人を正しく評価することは出来ないでしょう。今回のM-1でもう一度見たい、もっと見たいと思った芸人がいたら、是非一度劇場やライブに足を運んでみてはいかかでしょうか。好きな芸人の新たな一面や、次にブレイクする芸人を見つけることができると思います。M-1ではつまらなかった芸人がライブで見ると面白い、なんてこともあるかもしれませんね。以上吉本の劇場で働いているトロンボーンパートの後輩からの宣伝でした。

僕からもおススメのライブを紹介させて下さい。12/27(木)18:00〜、あましんアルカイックホールにて行われる大阪大学吹奏楽団の単独ライブです!交響曲が2つもあり、日本初演ありとてんこ盛りなセトリとなってるのになんと入場無料!!席のキャパが1,800しかないので早い者勝ちです!私たちが伝えたい事がお客さんに伝わるか、私たちの演奏から何を感じてもらえるか、お客さんの主観に響くよう試行錯誤しながらあと3週間練習に励むので是非会場へお越しください。阪大の演奏を聴いたことがない人も、以前聴いたことがある人もきっと今年の演奏に衝撃を受けるでしょう…とりあえず今日も練習疲れたので肉喰いたい…


posted by 大阪大学吹奏楽団 at 20:57 | Comment(0) | 金セク